
何故?私が日記を16年も書き続けているか?2001年から書きだした頃はアクセス数も30くらいでした。2005年まではweb日記でアクセス数も100もなかったと思います。それでも何故、書き続けてきたか?単純にこれしか私にはなかったからだと思います。
リアルの生活で私は何もない。友達もいない。携帯電話のアドレスには家族以外入っていない。仕事もうまくいかない。趣味もない。話する相手もいない。ただ仕事に行って帰ってくるだけの人生。休みの日も特に何もすることがない。でも、ネットは違うんですよ。
webで日記を書けば見てくれる人がいる。そしてコメントしてくれる人がいるんです。ネットでは自分のことをさらけ出して書くことが出来る。リアルでは誰にも相手にされない影の薄い存在。いるかいないかもよく分からない存在。でもネットだと私を認識してくれる人がいるんですよ。ネットにだけ私は存在している。
よくネットゲームで役割がありネットゲームの中だけで生きている人がいるやん。ゲームの中では結婚してたり。かわいそーとか思う人多いだろうけど。私はなんとなく分かるんだよね。その気持がさ。リアルでは生きれないからネットの中で生きる。なので携帯のアドレスも家族以外は全てHNで埋まっています。学校や職場で友達なんて出来たことないし、一緒にどっか遊びにいったり御飯食べたりしたことないけど。ネットで知り合った人とならそういうことが可能なんですよ。
普通の職場とかで、自分がいかに無能人間かなんて言わないっしょ?出来るだけ普通だって思われたいって思っているしそうじゃないと虐められたり疎外されたりするわけだから。必死で普通に見えるようにする。でも時間がたてばダメなやつって周りにバレてくる。どうしようもないけど、それでもうまく社会生活を過ごす為には普通に見られるようにする。
でもネットだと自分を出せるんですよね。素直に自分はこんなにダメなヤツなんだ!って大手を振って書けるんですよ。僕以上にダメなヤツはいない!って開きなおれるんですよ。気分的に凄く楽になれます。マトリックスみたいな感じだよな。本当の姿はリアルで奴隷人生を歩んでいてネットの中では夢を見ているって感じ。そりゃあ奴隷人生なんだからずっと夢を見続けたいって思うでしょ?
仕事で16時間拘束の時でも私は日記を書いてきた。何もなかった日もあった日もつまらなかった日も泣いた日も暴落にあった日も私は日記を書いてきた。そしてこれからも日記を書き続けるだろう。自分が自分であるために。。。。【2018.9.10】