今日もひたすら暇であった。時間が流れるのをじっと待つだけ。
今日は土曜日。土日は働いている人が平日よりも少ないようだ。
昼間も平日よりも少ないのが分かる。夜勤はより少ないのだった。
今日なんて工場内で擦れ違った人を含めて顔を見た人なんて4人くらいである。
あのバカ広い工場内で働いていて会ったのがたったの4人!
休憩室に行っても誰もいない。休憩は交代でとるのでこうなってしまうようだ。
私が働いている場所でざっと見渡しても人が誰もいないのである。
社員さんは他の場所に行っていてここからは見えない。
たまに私の持ち場を通りすぎる人がいるくらいである。

俺の屍を越えてゆけ←呪われし姉弟の輪舞

広い空間で人が全くいないのは私でも寂しくなるようである。
今日一日、何故かしら「俺の屍を越えてゆけ」の「花」を永遠と頭の中でリフレインしていた。花、花、どんな花♪こぼれる様に咲き誇る♪~で始まる名曲であるが。
今頃何故?そういえばつい最近、カラオケで歌ったんだっけ。。。
シーンと静まりかえった、だっだ広い工場内に一人いるとどんどん気持ちが暗くなるんだよね。なんなんだろう?私の存在って。。。。凹む凹む。。。

「花」を歌い続けて午前8時に仕事が終了したのだった。

午前8時半に帰宅すると早速ネットで「花」のmidiなどないものかしらと探してみた。
しかしない!聞きたい!「俺屍」のゲームを押入れの奥からひっぱり出してきて聞いてみた。ふぅ。名曲だ。

------------------------------------------------
「俺の屍を超えてゆけ」の「花」 作詞/作曲 樹原 涼子

花、花、どんな花 こぼれる様に咲き誇る
花、花、どんな花 匂い優しく

森の小道に 川の畔に
それとも 誰かの庭に咲く一輪の花
それとも 花籠に束ねられて

虚ろいやすく 儚い命
それぞれに美しく 誰の為でもなく
ただひたすら 咲いて 咲いて 散るまで咲いて

花、花、どんな花 匂い立つ程麗しく
花、花、どんな花 心優しく

比べないで 他の誰かと
それぞれに美しく 誰の為でもなく
ただひたすら 咲いて 咲いて 散るまで咲いて

花、花、どんな花 匂い立つ程麗しく
花、花、どんな花 心優しく

花、花、どんな花 貴方らしく咲き誇って
花、花、どんな花 命燃やして
---------------------------------------------

歌詞を聴いているうちにゲームもやりなくなってきたぞぉ。これからやるのか?
無理だ。時間がない。「俺屍」を最初にプレイした時は無職で引き篭もってゲームをやっていたんだったよな。最後のエンディングを見た瞬間、コントローラを投げつけたんだった。「ほっとけ!」と思わず口走ってしまったんだ。
とmidi探しに没頭していたので日記を書く暇がなくなってこの日は就寝したのだった。

こんなつまらない人生だけど。。。明日をバーンとォ! 信じましょ♪

追記:「花」を歌っている樹原涼子さんはリンダキューブのアンジェラの歌声も担当しているそうです。