せっかくの夏休み!何かしなくてはいけないという衝動から。。。
朝起きて身支度をしてJRに乗り込んだ。目指すは岡山!
理由。。。行った事なかったから。。。。それだけ。
結構。。。岡山までって時間かかるものですね。
着いたらお昼を大幅に過ぎていた。
電車の中で考えた結果。。。
岡山駅で降りずに吉備線の備中高松行きに乗り込んだのだった。
写真にあるとおり。。。1両編成でした。

備中高松駅で降りると。。。。
でっかい看板以外。。。なんにもない駅でありました。
看板に観光ルートみたいなのが書いてあった。
徒歩10キロ程度。まぁ。。それくらいならと歩きはじめる。
しかし。。。人がいない。
まず向ったのは蛙ケ鼻築堤跡。。。。
ここらへん一帯の史跡は公園となっている。
そう。ただの公園。

あの山っぽいのが秀吉の本陣があったところだろうなぁ。
と思いながら。。。上り口を探すが見つからず。。。
というか。。。歩きつかれて早々に断念した。
うん。無理だ。なので備中高松城跡に向うが。。。
だだ広い。ただただ広い。
こういう道を永延と歩かされた。というかかなり迷ったし。。。




方向音痴なので。。。かなり迷ったし。
周り一面たんぼっていう中で迷子になったし。。。
そしてついにたどり着いた備中高松城跡地がこれ!




汗だらだら!この日は太陽めっちゃ照っていたし!
ここにあった蓮も時期的にみんな枯れちっていたし。。。
そんでこの後どうするべ?と考え込む。
こんな小さいエリアで迷って。。。くたくたになったからね。
でも。。。当初の予定どおり看板に書かれていたルートを歩くことにする。

ひたすら歩く。
暑い。。。人いない。
だるいなぁと思い振り返ってみると。
これが結構いい。
備中高松城からかなり離れて見ると。
地形が見渡せるのでちょっと感動もんだよ。
うん。なるほどって思う。

でも疲れる。ある地点までいくとおそらく足守駅の近くだと思うんだけど。
そこに標識があってですね。足守まで3.5キロって書いてあったんだ。
あ。。。それくらいなら行けるやんと思って。。。素直に歩いたんだけどさ。
写真にあるように左に足守川をみて私が歩いていたのが農道で右手には国道429が走っている。その光景をずっと続く。

3.5キロ。。。まじ?
どう考えてもそれ以上歩いていた。足が痛い。
足守ってとんでもなく遠いんじゃない?
歩いているうちに不安になる。
まじでめっちゃ遠いんだけど!
太陽めっちゃ照っているし!暑いし!
しんどいし!足痛いし!
目的地着かんし!人いないし!
不安やし!なに!こんな年齢になって一人スタンドバイミーやってんねん!
ばかじゃないの?
歩いているうちにだんだんアホらしくなってきた。
というか。。。自分のバカさかげんにほんとイラだってきた。

くたくたになってようやく足守に到着する。
ここは江戸時代に豊臣秀吉の正室・北政所の実兄である木下家定を藩祖とする足守藩2万5千石の陣屋町だそうだ。雰囲気をもった凄くいい町だ。
昔のまんまの家が100軒くらいあってそれにあわせて他の家も景観を考えた家にしており。ちょっとした気分を味わえる場所となっています。







ここが旧足守商家藤田千年治邸で当時は醤油作りの商家だったそうです。




ここが旧足守藩侍屋敷。




なんといいますか。。。
ここにくるまで相当疲れていたので。。。
感動は薄かったのだけど。。。いいところだと思う。
昔、「播磨の小京都」と称される龍野城に行った事があるんだけど。。。
どこが?って感じのところでした。
それに比べたら足守!いいよ!
雰囲気いいし!こういう場所が近場。。。畿内あるといいんだけどね。

そんで。。。どうやって帰ろう?と思ってマップをみたら。。。。
バス停があるではありませんか!二時間に一本やったんだけどさ。
1時間くらい待ってからバスに乗り込む。
そしたらバスが次に止まったところで終点ですと言われる。
へぇ?いやぁ。。。足守駅に行きたいんですけど。。。
と言うと。。。
バスの運ちゃんに「それは反対側だよ」と言われ。
「このまま乗っとく?あと30分くらいしたら足守駅に向うけど」と言われたので。
「お願いします」と答えたのでした。

そんでもってバスの中で待っている時にバスの運転手さんにいろいろ話しかけられまして。。。。「あんた。。。学生さん?」
私。。。「はぁ?」

でもって無事に足守駅に着く。
駅に足守までバスで7分って書いてあった。。。。
足守駅の前にレンタルサイクル屋があってですね。
自転車1日100円。原付バイク1日150円って書いてあった。
ほんま。。。もう。。。最悪やわ。
なんでこんなに要領が悪いんだろ。
この駅に着ていたら!こんなにも歩かなくてもすんだのに!!!
最悪!今日だけで20キロ以上は歩いたと思う。
足。。。痛いです。
もう。。。くたくたやわ。