今日もいつもどおり会社に行った。
行きしなに川沿いをミドリのジャージを着た中学生ぐらいの子達が走っていたあの学校って何処の学校なんだろう?とふと思ったが、分ったところで、別にこれといったものがあるわけでないので、詮索するのを一瞬でやめた。
しかし、何処の学校でも冬になると持久走って奴をするんだねえ。

私の中学生の頃も同じように池周りを走っていたように記憶する。
私は誰もが認める運動音痴で、体育の評価がいつも『3』であった。
まあ、これも『2』に限りなく近い『3』だと思うのだが、この持久走の季節になる三学期に、『4』に毎年のように昇格していた。
何故なんだろう?

私の運動音痴について今日は書くことにしようと思った。
はっきりいって私は運動音痴である。
家系からなのか?父親はそれなりに球技が出来る方であったし、母親は足が速かったそうなのだが・・・・全くといっていい程、私は受け継ぐ事が出来なかった。いや、私達兄弟と言った方がいいのかもしれない。

体育の時間はいつも憂鬱だった。
足が遅く、いつもクラスの中でビリであった。
春先はいつも陸上競技を体育でやらせる。体育の時間が地獄であった。
そして5月になればスポーツテストという奴が毎年行われるんだ。
いつも休みたいと母親に言っていたが、却下された。

50メートル走・・・ビリ
逆上がり・・・・・・0回
ハンドボール投げ・・最低記録
幅跳び・・・・・・・最低記録

最悪である。悪夢の日である。
クラスがえしたばっかりの5月にこんな行事作るなよ!!
ここで私に話しかける人がいなくなる。。。。最悪だ。
幅跳びはまだいい。
50メートル走、早い奴と走る事になると見た目で遅いって事がバレる。
運動上の隅っこで走っているんだが・・・運動上はもとより校舎にいる人間まで、この一瞬で喧伝されるのだ!
先輩から後輩まで学校中の人間にバレるのだ。(;>ω<)/

で、逆上がりである。
一回も出来ないのに1分も何していればいいの??
地獄の1分である。まぬけなピエロを演じている自分が情けなくなる。
はじまる前からいつもリタイヤしたいって思い、先生に言ってみるのだが、やれっていわれるんだ。。。。鬼だ!

ハンドボール投げ。
これはマジでひどかった。飛ばない。全く飛ばない。
ホーガン投げか?って思うくらい飛ばない。
恥だ。恥さらしだ。

嫌だ~。子供の頃は、スポーツが出来る子が神聖化するものである。
出来ない人間はダメのレッテルを貼られるんだ。子供の方がある意味、残酷である。

スポーツテストはこの後、屋内に入る。反復横とびやら、垂直飛びやらあったように思うが、全てビリから数えた方がはやいテイタラクであった。
が!しかし、私にもクラスNO.1の栄光になる種目があったのだ!!

それは『上体反らし』だあああああ!!





が!しかし、キモイとレッテルが貼られた。(;>ω<)/
スポーツが全くダメなのに体だけ柔らかい、それも上体反らしだけ(前屈はビリの方だったから)トップってキモイ・・・・らしい。
地に落ちた。
全てが落ちてしまった。もう這い上がる事なんて一生無理だ。
上体反らして背骨折って死ね!そういわれているのも同然であった。

かなり脱線してしまった。。。もう嫌な過去を書くのはやめておこう。(涙)