今日も昼頃起きました。
今日は髪切り屋に髪をきりに行きました。
この店ははじめての店です。
私は散髪屋というものが苦手なので今まで前住んでいた
近くの散髪屋にいっていたんですが・・・。
やはり遠いということで、近くの散髪屋に切り替えようと
思い立ったわけです。

はじめて行く店だったので最初に名前とか住所やらを書かされた
のですが、それを見た店の人に『学生さんですか?』って聞かれたんです。
『はぁ?』
である。
若く見られるのは嫌な事ではないが、学生と言われるとやはりムッときた。
『28じゃあ!ぼけぇ!!』
って心の中で言ってやりました。
あんたら髪の毛のスペシャリストやろう?
この髪の薄さ見たら分かるやろ!!
あてつけかい!

この店の店長が私と同い年の28なのであります。
そう、この人は年齢相応に見えるのです。
なんか風格があるんですよね。
結婚して子供がいて店を切り盛りして地に足をついて生きているって感じがする。
それにひきかえ私は・・・・風格ナシ!たよりなさそうで・・・。
いつもフラフラ風が吹けば倒れそうで、時を無駄にし、そして流され・・・。
いつ自分の進む道が消滅してしまうかもしれない状況。
28には見えなくてしかたがないよね。
普通の人とは違う道を歩んできたんだから、普通の人が頑張っている時に怠けて
いたんだから、ずーっと部屋に引き篭もっていたんだから、人間関係を今まで
築いてこなかったんだから・・・・・・・・。
舌を噛み切ってしまいたい。

髪切って家に帰ると今日という日が終わっていました。
サザエさん症候群。
サザエさんのエンディングを聴くと気分が落ち込む人の事をいうらしい
日曜の六時半になると休日が終わって嫌な一週間のはじまりの月曜日がやってくるから
私の場合はドリーム競馬がこのサザエさんに相当するのです。
私が17歳の桜の咲く季節、桜花賞からやりはじめて
23の天皇賞で終焉を迎えました。
やめた理由はこの時期、私が社会に出た時期でもあり、競馬がおもしろく感じなく
なった時期でもありました。だからやめた。

あの時期の競馬は本当に楽しかった。
毎日、来週の競馬の予想をしつつ教室でしゃべっていた。
私の唯一の趣味といってもよかった。
この趣味が消滅するとともに、私にはなんの趣味もなくなってしまった。
どんな話をしていいのか分からなくなった。
人とどんな話をすればいいの??
分からない。何も考えられないんだ。
もうあの頃に戻る事は出来ない。
あの頃、馬名やら種牡馬や血統やらいっぱいいっぱい覚えたのに・・・・。
もうそんなこと全て私の頭から消えてしまっている。
唯一没頭できたものだったのに、全てリセットされているんだ。
日曜のドリーム競馬時間が来ると日曜日も、もう終わりかと思い。
憂鬱になるんだ。
この日曜日という休みを悔いなく過ごせたのかと。
有意義に時間を使えたのかと。
ドリーム競馬を見てしまっている時点で、もうダメなんだ。
こんな時間に部屋に篭って、この番組を見ている自分を呪いたい気分だ。
膝にコンパスの針で何度も何度も突き刺したい気分だ。