べたつく生温い空気
それはまるで 呼吸さえも阻んでいる様で
逃げ道は どこかにある
僕の進む道は 闇道で どこへ向かえば 出られるのか
答えをくれたのは誰か? 答えをくれたのは君か?

進む事しか知らない僕を 優しく それは優しく
包んでくれたのは 君だったか それとも
湿気を含んだ空気は やがて 水となり
僕の呼吸器官から 犯していく
呼吸の仕方は 忘れてやしないだろうか
まばたきの意味は 失くしてやいないだろうか

見えているのは 目の前だけで
後ろだなんて 振り替える事すら 忘れてた
道は開けるのだろうか
光はこの先射す事など あるのだろうか教えてくれ
この霧は明けるのだろうか この闇は続くのだろうか

瞳孔は開きっぱなしで すぐにも倒れ込みたい
君の待つあの柔らかい ベッドの上
喉が悲鳴を上げている 奇妙な音をたて
僕の呼吸器官は もう限界。
肺の存在意義は 一体何だったのだろう
頼むから誰か ここから救い出してくれ

助けて 一晩中叫び続けても
届かない 誰にも聞こえはしない
聞こえない 君の声だけで良いのに
助けて 君だけ居てくれれば良かった
どうして こんな事になってしまった
助けて 助けて・・・・・・