天井を見上げると夜空が広がっているんだ。
夜空を見ると、奇麗な星が何個か見えるんだ。
その星をずっと見ていると、たくさんの星達が一斉に私の目の前に現れる。
大きな星、目を凝らすと見えるような小さな星。
冬の夜空で誰でもすぐ見つかるオリオン座。
星の知識は小学生以下のレベルだけど、でも見ているだけで気持ちが穏やかになるよね。

タイに行った時に、夜中ずっと夜空を眺めていた。今にも落ちてくるんじゃないかって思うくらい低い位置にあるように感じた。
普通に日本で過ごしていると、私は夜に外に出る事なんてないから、星なんて見る事がなかったんだ。
テレビでしし座流星群が○○日によく見えるなんてやっていても、見る気はしなかった。でも、見るとやっぱりいいもんだよね。

子供の頃は北斗七星の横にひっそりと輝く死兆星が本当に存在すると思っていた。
僕には見えないから、まだ死なないななんて思っていたんだ。
『俺とヒョウは弟達にも劣るくず星にすぎないのか!』
とカイオウが言っていた。
そう、私もしょせんはくず星なのだ。
星の運命も人の運命も生まれた時から決まっているのだ。
光り輝く星になるか、ただの固まりになって宇宙と漂うか生まれた時から決まっているのだよ。
私は生まれる前からくず星となるさだめだったのだよ。
そうさ。そうに決まっている。

自分の意思で自分の道を切り開くもの。
自分が輝かせるかは自分次第というけれども・・・。
切り開ける能力が最初から備わっていない人はどうなの?
自分で輝かせる能力がない人はどうなの?
くず星と生まれたからには、自分自身ではどうする事もできないのだ!!
私もくず星らしく生きるしかないのだよ!!

・・・・・。

しかし、流星も元をただせば、くず星なんだよね。
くず星が地球に落ちる時に大気圏との衝撃で一瞬、光輝く。
その一瞬に、みんなが願いを込めているんだ。
私もくず星だけど、一瞬でいいから光輝きたい。
光り輝く時が来るのを信じて・・・。