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午前4時に鐘がなる前に私は起きていた。外に出てみるとまだ外は真っ暗闇。午前4時半より瞑想ホールにて二時間の瞑想をする。朝は寒いので前の座っている人のマネをして毛布にくるまれながら胡座をかいて瞑想をはじめる。朝から小鳥のさえずり声が聞こえてくる。それ以外の音は聴こえてこない。朝は特にしーんとしている。瞑想が始まってかなりたってからリーダー山田孝之が座る。それからまたかなりたってからダンマ指導者である大婆様が中央に座るそれからまたかなりたってからゴエンカ氏のテープがなりだす。なので肝心のゴエンカ氏の声がなりだす頃には足が痛い!痛い!ってことになっている。まともに瞑想出来ない状態。昨日も思ったことだけど、ゴエンカ氏の声って酔っ払ったおっさんみたい。あれ聴いていたら瞑想で集中出来ないんよね。これってどうなの?って思ってみたり。しかし2時間の瞑想は長い。足がとにかく痛い。

  午前6時半から朝食。ごはんは、白米と玄米から選べる。味噌汁とキャベツの炒めもの、そしてパン。味噌汁の中にそばが入っていたので昨日の残りだと思う。ご飯はセルフなんだけど、どの器が必要なのかいまいちよく分からず、前の人が取る器をマネしてとる。食器を洗うのも自分で洗う。これがちょっと非効率。食事を取るのはいいけど、洗うとなると時間かかるんだよね。食器洗って片付けるのに並んで待つのがだるい。午前8時から瞑想がはじまる。瞑想している時に最初の頃に頭に思い浮かんでたものはハンター☓ハンターのネテロ会長の若かりしき頃の修行シーンが永遠と出てくる。ずっとあの映像がね。

 1時間以上の瞑想が終わった後に大婆様が古い生徒は残ってそれ以外の生徒は、自室で瞑想を続けてくださいっておっしゃられる。古い生徒というのはリピーター、新しい生徒というのが今回初めての参加者である。どうも一列目にいる人達が古い生徒らしい。ちなみに私は三列目。大ババにこういう風に言われた場合は、この瞑想ホールで続けてもいいし、自室に戻って瞑想をしてもいいんですよね。なので私は自室に戻ったんだけど、他の生徒はみんな横になっていた。え?瞑想しなきゃいけないんじゃないの?横になってたらあかんのとちゃうの?不良外人にいたっては完全に布団かけて寝てた。とりあえず私は瞑想するが、疲れたら横になったりして適度に瞑想。でも寝てしまっていたかもしれん。

 昼食は、ごはんと豆乳汁とサラダ。ここでいうサラダは、サニーレタスやら緑色の葉っぱみたいなのがいっぱいあってそれにドレッシングをかけて食べる。で、食事をしようと思って席について食べはじめると隣のヤツがお皿にサラダだけを盛って食べている。サラダだけだよ。ムシャムシャムシャムシャ。ベジタリアンなの??ムシャムシャムシャムシャ。お前はヤギかよ。しかしこの人、オーム真理教みたいな服装しているんだよな。オームの在家信者みたいな白い瞑想服。坊主で眼鏡かけて。。。滝廉太郎みたいな感じ。なのでサティアン八木と名付けることにした。そんでもって右隣の人もお椀に豆乳汁だけ盛ってズルズルズルズルと汁をすすっていた。なんなん?上も下もオレンジの服なんよ。それでいてハゲ。インドの高僧ナムと呼ぶことにした。私のイメージではドラゴンボールの最初の天下一武道会に出てきたナム。

 昼食時間は2時間ある。食べるのは30分もかからないので1時間半は自由時間となる。今日は晴れ。晴れの日は小さな庭があるんだけど、そこ歩いたりベンチで寝そべったりして時間を潰す。写真は庭からとったもの。ちなみに筋トレや本格的なストレッチとか体力つかう事は禁止。

午後から瞑想。
1.5時間、1時間、1.5時間の計4時間もある。なげぇー。足が痛い。足が痛い。それに尽きる。真ん中の1時間はグループ瞑想で大婆様付きだ。ちなみに大婆様というのは、ナウシカに出てくるおおばばさまからつけてみた。ゴエンカ氏の声が聞ける。何を言ってるのか分からんけど。なんとかその4時間を耐えぬくと1時間のフルーツの時間となる。夜ご飯はない。新しい生徒だけフルーツを食べることが出来る。フルーツの内容は、バナナ、リンゴ、オレンジだ。自分で切り分けて食べる。少しだけお腹に入れて休憩して夜を迎える。

夜の瞑想は、1時間、間に1時間の講話、1時間の計3時間である。間の講話。ここでおそらくヴィパッサナーの説明などを説いてくれているんだと思う。日本語の分からない外国人は日本人とは別の場所で英語版のテープを聞く。この講話は最初は聞くだけなので楽だと思ったんだけど、めっちゃだるい。講話の内容はヴィパッサナーの目的は心の浄化を目指しているとのこと。そうなんだーと思いながら瞑想時間が終わった。終わってから速攻でシャワーを浴びにいって布団につく。

就寝は9時。しかしこの日は全く寝れなかった。