午前4時に起床する。ついに最終日となった4時半から瞑想。瞑想後に朝食は、ごはんとうどんとサラダ。午前の瞑想。グループ瞑想のあとに沈黙の誓いが解かれる。とりあえずなすびとアンタッチャブル柴田がいたので少しだけ話す。どちらも私と一緒でよくわかってない模様。
なすび:新潟から来た。友達が今、奉仕者しているので一緒に帰るらしい。次の日に車で来ている事が判明した。
内田篤人:30歳くらい、転職のあいまに参加したとのこと。
アンタッチャブル柴田:25歳くらい。東南アジア各国を旅した経験あり、次の仕事は決まっている。
昼食はカレーライスとサラダ。こうなるとコミュ障には辛いことになる。あちらこちらで会話をしているのを見かけだす。囚人パジャマンが外人と話しているのを見かける。ジーパン長谷部も外人と話しているのを見かける。こいつら英語。。。しゃべってるぜ。少しじゃないよ。長時間しゃべってました。
昼食後の自由時間に庭で少しだけ話の輪にはいる。
BP小笠原:彼曰くチェ・ゲバラがいなくなったって教えてくれた。
そういえば私が昨日の夕方くらいに庭にいてたら事務所にリーダーとチェ・ゲバラが入っていくのを見たんだよね。その時はなんやろ?って思ってたんだけど。おそらく帰るみたいな話をしていたのかもしれん。BP小笠原曰く、チェ・ゲバラは熱心にダンマにいろいろと瞑想が終わった後に質問とかしていたらしい。私も昨日の段階で3人くらいは手応えを掴むんじゃないかって予想してたんだけど彼はその一人に入っていたんだ。しかし途中で抜けることなんて可能なんだあ。ここに来る前に2日で辞めたいって思ったんだけどリーダーに10日まで絶対にダメと言われて最後まで嫌々修行した人の手記を見たので。。。途中下車は絶対にありえないと思ったんだけど。。。いがいとあるみたいだ。この後にリピーターの中村嘉葎雄が少ないけどあるみたいって言ってた。
カッパドキア:一級建築士で妻持ちということが判明した。タイで働いていたのも企業同士の交換留学?みたいな制度を使ったものらしい。次の仕事も決まっているとのこと。とりあえずそこで資金をためて独立を目指していて、このヴィパッサナーを終えたあとは、自分で内装を設計した愛媛のゲストハウスをみにいくつもりとのこと。
中村嘉葎雄:今回で四回目で毎年10日間コースに参加しており一度、2週間の有給を取ってしまうと案外、次の年から簡単に取れるようになったとのこと。函館の人、函館から伊丹便は片道1万円くらいするので、それくらいかけてこの瞑想に来ているので毎回、気合がはいるとおっしゃってました。着ていた道着は太気拳のもの。過去には麻薬中毒から逃れる為に両腕刺青みたいな人も修行をしにきてたのを見たらしい、話をすると会話にならずにちょっとおかしかったとのこと。
講話でヴィパッサナーの日本語訳は難しいみたい。日本語訳すると宗教的になってしまって。。。たしかに愛と慈しみと調和をもってとか何回言うねんって私も思ったりしたので。。。英語はすんなりはいる内容だとのこと。英語出来る人は英語で聴いほうがすんなり入るらしい。あとこの京都施設が出来てすぐにオウム真理教の事件があったので、もしあの事件がなければもうちょっと流行ってたかもしれんよねとのこと。ゴエンカ氏ってもう死んでるよって教えてもらった。
桑マン:話てみるとカッパドキアとトルコであった人は彼らしい。
自分にとって一番、嫌やなーって思ってたのがこの人で、それは私が5日目以降ずっとおなかがキュルキュルいわせていたのと、この午前中の1時間の瞑想中に、私があたまがクラっときて胡座かいたまま右隣りに倒れこんでしまったんですよ。寝てたわけではないんです。おしりに敷いている毛布を高くつみすぎた為にバランスを崩すと一気にこけてしまったんですよね。その時にとなりで体がぶつかって「痛っ!」って言われたんですよ。うわって私も思ってね。修行中は接触だめにもかかわらず。。。最後の最後にきて。。。やっちまったみたいなさ。しかし話ていると凄くいい人で、まあ、こういうところに参加している人ってみんないい人やわ。嫌な人っていないです。桑マンは奥さんとともに今回は参加しているそうで、一応、今は国内を車中泊で旅行していててその合間にヴィパッサナーにきたとのこと、この後に三日間の奉仕者として残るつもりとのこと。一応、旅行好きで夫婦で海外旅行とか行ってるような人、香川にゲストハウスをしているっていってたかな。あとアステカ人って日本人ってことを彼に教えてもらったんよ。えええええ!ですよ。英語はペラペラやねんけど。アステカ人は、高知の四万十川に住んでいるらしい。ほんま一番びっくりしたよ。
10日の瞑想時間はそれまでとは違って少しカリキュラム的に少なくなっています。例えば今までだと1時から瞑想やったのが2時半から瞑想になっていたりとかテープで10日目は修行は出来ませんって言ってたけどそのとおりだと思う。あと全ての人と話したわけではないけど、自分的には出来ている人間なんて3人くらいかなと思ってたんだけど、体感で半分くらいは入り口には来ているような気がします。このまま続けていこうかなって人がね。確認はとってないけどなんとなくだけどね。残る瞑想時間もあと3時間くらいしか残っていない。ある程度の感触があるって人が多かったので私ももう一度、真面目に瞑想するかって思いっ立ったのでした。午後の瞑想をがんばる。
フルーツの時間。こういう時にコミュ障はつらい。みんなペアになってぺちゃくちゃおしゃべりタイムになってる。そして僕は、はみる。フルーツの時間がつらかった。いつもだったら鐘がなって10分もすればみんな食堂から消えるのに、ずっと居座り続けるんだよ。おしゃべりしながらフルーツ食ってるからさ。席もないし。しかたがないから空いている席に座ったら外人に囲まれていてさ。ジーパン長谷部とマークの前だよ。つれぇー。すぐにフルーツ食ってその場を去ったよ。これさ瞑想の時間が肉体的につらいってずっと思ってたわけやんか、でも沈黙の誓いによって私は守られていたのかもしれんって思った。沈黙の誓いがなければこの9日間、地獄やったんじゃないの?9日間、しゃべる事が禁止されていたからここまでがんばれたんだと思う。残りは1日もないんだもん。一日我慢したらもう外界に出れるんだもん。はぁ。。。。私はやっぱりコミュ障。私は人が嫌い。しかし英語しゃべれる人が多い!今まで沈黙の誓いに隠れていて分からなかったけど、その誓いが破られて英語しゃべれる人が一気に増えた。
午後からの瞑想。
キュンキュンキュンって声が聞こえる。これは昼間にBP小笠原がここ鹿いますね。キュンキュンって声って鹿ですよって教えてくれたんよ。庭に哺乳類の糞が落ちているのを見ていて、なんやろ?ってずっと思ってたんですよね。キュンキュンキュン。たしかに瞑想はいいという事は分かる。入り口までは来ているとは思う。初日から3日目くらいまでと10日目はそりゃ全然違うのよ。確実に違うのよ。それは分かる。でもまだ山で例えるなら入り口を知ったにすぎないと思うんだよね。で。。。ここから登っていくのか?って話だと思うんだよ。いいのは体感はした。でもなーってのが今の気持ちです。この日もホタルを見てから床についたんだけど。。。おしゃべりがすごいね。宿舎の外でしゃべってるんだよね。けっこう大勢で。。。うるさいんだけど。私はこの合宿に耳栓持ってきたんだよ。でも朝の鐘が聞こえないと困るからってこの10日間つけて寝たことなかったんだけど、ついに耳栓つけて寝たわ。
まじうるさい!!!!!
当日、日記を書いたけど補足だけここに書くことにする。午前4時に起床して午前4時半から30分の瞑想をし講話を聴いて部屋の掃除にとりかかる。その後、朝食は昨日と一緒のカレー。隣の人と少しだけ話す。
セルジオ越後:今回で3回目。千葉の施設も行ったことあるらしい。
太ったもう中学生:今回で2回目。この修業のあとは食事は2回にしたと言ってました。
しましまんず:この日、一日は奉仕者として残るつもりとのこと。
食事が終わったら掃除が分担制になっていて食堂の掃除をする。バスの時間は最初の便に乗る。その便じゃないと次の便はあと2時間も待たなければいけない。2時間も。。。コミュ障には地獄だわ。ということで最初の便でおさらばさ。