朝、寧々さんに起こされてカプセルをあとにする。
岡山から備中高梁へ。
備中高梁へは今回で二回目だ。
目指すは吹屋。
気になってたんだけど。そこへいく手段がよく分からず。
ツアーみたいなのじゃないといけないっぽいので。
でも土日しかやってなくてさ。
備中高梁駅から吹屋までバスで50分くらいかかる。
すごい山。
でも昔は繁栄してたらしい。



この日は、高嶺まなかと熱海旅行へ行く手筈だったので。
バスの中で高嶺との会話を楽しんだ。
このツアーの参加者は私をいれて7人。
ジジババばっかりだった。
まぁ。しかたがないけど。
しかし。。。静岡から来てる人が二人。
新潟から来ている人が一人。
って。。。すごいよな。
えげつない距離やん。
なのにもっと有名どころにいけば話は分かるんだけど。
何ゆえに吹屋なんだろう?
すごい疑問に思ったんだけど。。。聞けずじまいだった。

吹屋とはベンガラの街で。
この近くに銅山があって。そこから銅とベンガラの原料がとれるんだと。
ベンガラとは赤い粉。
九谷焼にも使われたり、建築にも使われたり染物にも使われたり用途は多様。
この吹屋の家々は瓦も柱もすべてベンガラで染まってる。



吹屋に着くと結構、観光客がいた。
みんな車で着てるんだろうな。。。
うらやましい。足がないと苦労するよ。
現存している町並みじたいは1本道で狭いんだけど。
倉敷の美観地区とそうかわらん感じ。
でもツアーを案内してくれたおじさんが吹屋の出身でして。
この人が子供の頃にはここの銅山も閉山していて。
じょじょに人口が減っていったのこと。
町並みをみて。。。私的にはこんだけかーと思ったんだけど。



そのおじさんが町並みからはずれた道沿いを指差し。
あそこの家が○○くんの家で。そのむこうの家が○○くんの家やったんですよ。
もう人住んでないですけどという風に。。。。
ほんとはもっと家はあったんだけど。。。
銅の閉山とともに働く場所がないので人口が減り。
捨てられた家々も朽ち果てていったとのこと。
今は。。。小学校時代の友達も何してるんでしょうかねぇ。。。とのこと。

なんていうかさ。
ガイドとかいつも旅をしてガイドが連れてるツアー客とかを横目にみてたわけなんだけど。
実際に今回はガイドの後ろをぞろぞろと歩いたわけなんだけどさ。
話は面白いわけではないけど。結構、なるほどって思うことって話されるよね。ガイドって結構いいのかもしれんって思った。でも自由がきかなくなるけどね。



ここが小学校で。
現在使われている学校で一番古い学校だそうだ。
今の生徒数は7人。
この学校をみて「天然コケッコッコー」っぽいかなと思ったんだけど。
あれは島根で撮影したみたいだね。



今回、ツアーに参加したんだけど。
どうだろ?正直。。。スカスカ感はなくもない。
でも嫌ではなかった。これで満足?どうだろう?
備中高梁から岡山へ。
二日間、すれ違い通信してたんだけど今回も一人もすれ違わなかった。どうしてだ?岡山駅なんて改札らへんにいっぱい人いたしさ。
駅前にもいっぱい人いたよ。ビックカメラにも人いたし。
なぜすれ違わないんだろう?

あと観光地の食事ってなんであんなに美味しくないんだろうか?
高いし。。。岡山駅のやよい軒の方が断然うまかったしボリュームあった。同じ値段なのに。。。出てくるのも遅いし。。。
何分待たせる気やねん。