18切符の旅も最終日。
最後に三徳山に登ってきました。
倉吉駅から三朝温泉を経由してバスに乗って30分くらい。
三徳山行きのバスは一日に6本しか出てなくて注意が必要。
なのでほとんどの人は車で来ておりました。

 

まずは三徳山の三佛寺に入って入山許可を得ます。
これが結構、厳重なのです。
一人だと登山許可が下りません。
一人旅には辛いところです。
どっかのパーティーに入れてもらえないと入山出来ないのです。
学生時代の班決めでどこの班にも入れてもらえなかった過去が頭をよぎります。
一応、この日は老夫婦と鳥取県人のお爺さんのパーティーに入れてもらいました。
なので4人で登ります。
これは何年か前に一人で登った人が帰ってこなかったとか事件があって。
それで国からのお達しでそういう風になったとのことです。
左の写真の岩が入山の目印です。



私が老人三人の最後尾から登ります。
あと入山には靴底をチェックされまして。
靴底が浅い人は入山できません。
売ってる草履に履き替えないと入山させてもらえないんです。
大山でも草履が売られていましたけど。。。。
草履は500円もします。半分くらいの人が草履履く羽目になってましたよ。行く人は気をつけてね。
草履の方が逆に危ないような気がするんですけどね。

あと山に登るさいに使う杖。とかストックとかは持込禁止です。
最初は???って思いだったのですが。
登ると理由が分かります。杖持ってると逆に邪魔で危ないです。



もうね。半端じゃないですよ。
最初は普通の山登りと思っていったんですが。
とんでもないです。写真で。。。分かりますかね。
この大変さを写真に残せなくて。。。
まじでほんまに凄いんですよ。
台風の期間は閉山してたらしいんですけど。
うん。雨の日とかそういった日は一般公開は普通に考えて無理だと思う。



とにかく崖を登るって感じです。
ロッククライミングまではいかないけど。
入山する時の条件が草履履けとか一人で入っちゃいけないとかあってさ。
昔に登った人がそれを聞いて激怒するみたいです。
でも登ると納得するみたいなんです。
まず、この山は整備が全くされていません。
昔の人が石畳的なものもしくは階段とか作ったりしてない。
今の人が木で階段を作ってない。
なので昔からのそのままの状態なんですよね。
で。。。雨とか降って人が登ったりの年月を経ると。
めっちゃ、山が削れていってるんです。
根っこがめっちゃ出てます。
年々、登山コースが微妙に変わっていってるみたいです。



途中でフィールドアスレッチックみたいになってます。
出てる根っこを伝って登っていくみたいな。
これ行きはいいけど。。。
帰りどう考えても危ないやろ。。。って思いながらひたすら登っていく。
大山、石見銀山を経て。。。足が筋肉痛でパンパンなんすよね。
登るたびに太ももが悲鳴をあげてました。
つうかね。危ないっすよ。
でかいリュックを背負いながら登るわけやからさ。
お寺で荷物を預けるサービスとかあったらいいのに。
他の老人達は車で来てるのでそんな大した荷物もってないんだよね。
私だけ。。。



かずら坂。
これ分かります?
上らへんに登ってる人の姿ありますよね。
下の地面も少し濡れてるところもあってさ
岩場じゃないのですべるんだよね。

 

文殊堂、横は鎖をつたって登らなければいけません。
レスキュー隊みたい。



文殊堂です。
上から落ちたらたぶん死にます。



文殊堂と同じような建物である地蔵堂です。
見晴らしはいいんですけど。。。
ここまでで足がふらふらなので。。。
非常に危ないです。



奥が鐘楼堂です。
ここのお寺は鐘をつきにくるだけでも大変です。
だってここまで来るのに30分くらいかかってるはずですから。
ゴーン!山々に響きわたります。
連打不可。



牛の背か馬の背の部分。
マジでしんどい。
でも終始、山の中での登山なので日当たりが悪いんですよ。
なのでそういう点では体力は消耗しなかったです。
喉も渇きませんし。汗でだらだらになる事もありませんし。
息もそんなにあがったりしませんしね。
この人、鳥取在住のお爺さん。
近場なんだけど来たのは初めてだとのこと。
近いといがいに行かないみたいです。



納経堂です。
今までの建物も鎌倉時代の建物が多いみたいです。
なんかボロボロですよね。
今朝も2キロ以上は松江の駅まで歩いたんですよね。
てっきりバスあると思ってたのにさ。
ないんよ。
ほんと歩き疲れたよ。



観音堂です。
昨晩、SOD見たんだけどさ。
私はあわないんだろうな。やっぱ違うんだよね。
朝まで見てたんだけど。。。半起ちにしかならんかった。
朝、5時半くらいに起きないといけなかったんよ。
寝ると絶対に起きれないと思ったので徹夜してしまったんやけどね。
もっと計画的に旅行できるといいんだけど。。。
なかなか無理やわな。



崖。
平日だと50人くらいの入山者がいて。
休日だと150人くらい?もっとかな。
一緒に同行してたお爺さんが寺の人に聞いてたんだけど。
うろ覚えだわ。
世界遺産にはならないみたいだけど。



三佛寺奥院の投入堂です。
やっと着きました。
ちゃんとはかってないんだけど1時間くらいかかったと思います。
でもこの投入堂を見ればむくわれます。
実際に登ってみないと。。。分からんと思うけどね。
ほんま。。。どうやって建てたんでしょうか?

 

急斜面での撮影となります。
落ちたら死にます。たぶん。
いや死なないかもしれません。
清水寺から落ちても生還する人いるみたいだから死なない人もいるかもしれません。
でもあの建物って。。。。
他の建物に関しては補強とか新しい木材にしている部分があったりしたのですが。
この投入堂ってどうしてるんでしょうね?



実は視力がよければ三徳山に登らなくても道端から見れるんです。
バス亭から1分くらいの道路で見れるんですよね。
私は視力が0.1なので登ったわけなんだけどさ。
さっきの観音堂も見れるんです。

このあと下山するんですけど。
登る時は下りる時の方が大変だろうななんて思ってたんですけど。
下山のほうが楽です。
根っこをつたいながらスルスルと下りれますからね。
途中でここどっから登ってきたん?って場所も何箇所もあるだけどそれは内緒。

 

そして三佛寺に降りてきてバスに乗って倉吉駅へ。
そこから倉吉→鳥取→浜坂→豊岡→福知山→篠山口→尼崎
つうか!山陰に行くのしんどいです。
もう行きたくないわ。
乗り継ぎ大変やし何時間かかるねん!みたいなね。
18キップでは無理があります。

 

最後に、今回泊まったネカフェでの話です。
ネカフェでフリードリンクってありますよね。
今回泊まったネカフェではフリーソフトクリームやったんですよ。
器に自分でソフトクリームをいれるの。
最初は戸惑ったんだけど。
やっていくうちにマキマキするのも慣れてきます。
めっちゃはまって一日で4回は食べたと思う。
私、ソフトクリーム屋さんで働けるかもしれん。

図書館で借りたるるぶ三冊。
帰りに返却ボックスに入れて帰る。
あーまじでしんどい!この日はバタンキューだったよ。